あけおめ
東京に行っていた。遊びで。
うすた京介風に書けば、凍えるに狂うと書いて『凍狂』アイアンシャハラザードシティ。
新宿行ったけど、なんでみんなあんな歩くのが早いのだろう? みんながみんな、うんこ漏らしそうなのだろうか?
案内してくれた友人も東京ではせかせか歩き、自分は子供みたいに頭をヒョコヒョコ上下して必死に喰らいつきながら彼の姿を追った。
よく演劇で、ウォーキングというウォームアップゲームがある。舞台上での空間把握能力や集中力を高めるために行うのだけど、もう常にそんな感じ。身体中のセンサーを張り巡らして歩かないと、誰かにぶつかってしまう。
ひじょーーに疲れる。昔出張で何週間か東京に行ったけど、あん時のおれは泣いていた。駅のホームで泣いていた。東京コワイヨォって。
よくよく考えればそこは千葉だった。
『自然が見たいな』と思い、井の頭公園に行った。
家が高松の池の近くだからか、なんの感慨もなかった・・。無性にタバコが吸いたくなって灰皿を探して園内を歩き回った。何十分か歩けばジブリの美術館だ。
『宮崎駿も鈴木プロデューサーもヘビースモーカーなんだから、あそこに行けば灰皿があるだろう。』
ただまぁ、灰皿目的でジブリの美術館に行くほどのニコチンジャンキーではどうやらなかったみたいで(安心)、適当にどっかでお茶をした。
禁煙だった。
新宿のタバコが吸える喫茶店の隣の席では、渡辺いっけいが一服していた。
なんかご利益あるといいな。