命日
毎年この日は中々寝付けない。
いや過去1〜2年くらいはぐっすり寝た日もあったんだろうけど、ここ数年は特に。
日々の生活態度の後ろめたさが比例しているのかな。
母が亡くなって今日で11年目だ。
あの日の事は今でも鮮明に蘇る。あの日もそうだ、後ろめたかったんだ。
全然寝れないので、早朝から部屋の掃除と仏壇の掃除をして、燃えるゴミを出し、煙草ではなく久々に線香に火をつけた。
懐かしい匂いと記憶がフラッシュバックする。ただ、不思議と悲しみは減っている。
思えば、母も祖母も亡くなった時は雨や雪だったが、出棺の際は気持ちのいい晴空だった。 そういうことなのか。
月日が経つのを感じる。
母の葬儀をした葬祭場の跡地には、今や立派な高層マンションが建っている。
昔葬祭場だってって、住んでる人分かってんのかなぁ?と余計なお世話はおいといて、今日は盛岡劇場で高校生セミナーサポート。
盛劇にウン百人の演劇部員が集う光景が見られることも、そうそう無いだろうな。
懸念のパワポは無事完成したが、時間の関係もあり使うのは1箇所のみにした。
『脚本講座の資料多いですね!』と先生からメールが来た。
すみません。時間内に全部収まるのかしょーじき不安!
あぁ、こうした日にいつもと違うことをして、いつもと違う人たちに出会える喜びと機会に感謝しよ。
あぁ、足裏マッサージ受けたい。